RB特殊清掃・遺品整理のリスクベネフィット広島

親戚が自殺…現場の片付けにはいくら必要？

親戚の1人が自殺したとの連絡が入ったのは、ちょうど3週間前のこと。

とても明るい性格で誰からも好かれていたように見えた人だったので、まさか自殺するとは思いもしませんでした。

悩みを抱えていたことに気付けずとても後悔していますが、悔やんでばかりはいられません。

というのも、親戚は賃貸物件に住んでいたので、残された遺族で部屋を片付ける必要があるそうなのです。

しかし、部屋の中は血まみれになっており、とても素人が片付けられるとは思えません。

また、特有の異臭も気になります。

どうしたものか…と家族みんなで頭を抱えていると、住宅メーカーで働く従兄弟からリスクベネフィットさんを紹介されました。

どうやら特殊清掃の専門業者のようで、自殺現場や孤独死が起こった現場の清掃経験が豊富だそうです。

急いで電話にて問い合わせてみると、すぐに見積もりをしていただけました。

 

自殺現場の清掃費用

親戚は刃物を使ったようでして、今回の現場はかなり凄惨な状態です。

リビングやキッチンには血痕があり、なんとも言えない独特の臭いが自殺現場だけでなく部屋中に漂っています。

このままでは遺品整理や各種手続きなども行えないため、汚染物の撤去や清掃・消臭作業をお願いしたいと伝えたところ、費用はだいたい14万円程度になるとのこと。

正直もっと高額になることを予想していましたので、リーズナブルだと感じました。

リスクベネフィットさんに対して特に不安な要素もなかったため、そのまま作業してもらうことに。

 

実際の作業内容とは？

当日はスタッフさんがさまざまな道具を持ってこられ、テキパキと清掃準備を進められました。

「このような凄惨な現場をどう片付けるのか…」と少し心配していましたが、経験豊富なスタッフさんのようで安心してお任せできそうな雰囲気です。

しばらくして準備を終えられ、下記の流れで作業を進めてくださいました。

①消毒作業

最初に二次感染を予防するため、医療機関で使われる消毒剤を部屋全体に散布してもらいます。

血液に含まれるさまざまな感染症などを考えると、消毒作業は必須とのこと。

スタッフの方は安全を考慮し、慎重に作業を進められていました。

②汚染物撤去作業

親戚は歩き回って、苦しんだ末にリビングで命を落としたようです。

リビングにあった布団には血がびっしりとこびりついていましたので、密封した上で撤去してもらいました。

布団を撤去した床にもかなりの血液が広がっていたので、最初に布で拭き取り、その後はリスクベネフィットさんオリジナルの体液除去剤「タロウ」で洗浄・拭き上げを繰り返してもらいます。

洗面所やトイレ、キッチンも同じように丁寧に清掃していただき、段々と現場が綺麗になっていきました。

③消臭作業

清掃作業のあとは、オゾン発生機を設置して独特の臭気を酸化分解してもらいます。

リスクベネフィットさんはオゾン燻蒸に関して特許技術を取得されているようで、安心して作業を見守ることができました。

オゾン発生器を使うことで通常2～3年かかる消臭作業を数日で行えるそうで、作業が終わったあとはまったく臭いが気にならなくなりました。

 

すべての作業が終了すると、自殺現場であったとは思えないほど部屋の中は綺麗な状態に。

突然の自殺の知らせに一時はどうなることかと思いましたが、これで落ち着いて遺品整理や各種手続きなどを進められそうです。

あれほど凄惨な現場を丁寧かつスピーディに片付けていただき、本当に感謝しております。

この度はありがとうございました。